わが国日本の経済は、戦後他に例がない勢いの復興と発展を遂げ、その後もオイルショック、バブル経済の崩壊等の様々な負の要因を乗り越え今日に至ってまいりました。そして現在、新たに少子高齢化という今までに経験のない深刻な困難に直面し始めたといえます。
今後、少子高齢化は年金をはじめとする社会保障、高齢者の医療・介護等の様々な財源の圧迫や、労働人口の減少による消費市場の縮小・増税といった国民経済全般に悪影響を及ぼすことが危惧されています。
このような時代背景の中、消費ニーズもまた個性化・倹約化が進み、各産業界の企業を取り巻く環境は現在大きな転換期にあるかと思われます。今後は更なる個性化・合理化が問われる時代となる事でしょう。
弊社は平成八年の創業以来、建設・不動産業界業に携わってまいりました。現在の著しい市場環境の変化は「十年ひと昔」といわれた時代から、今や「一年ひと昔」と言われる程のスピード感で、激しい企業淘汰の時代にはいったと感じます。
しかしながら「企業は人なり」といわれますように、根底の部分に「人」が介在する限り、基本は何ら変わらないと弊社は考えます。
より人間力を研ぎすます努力・教育を重要視し、移り変わるこの時代に必要とされる企業を目指し、今後も日々精進してまいりたいと考えております。